こんにちは。
プロトレーナーりゅうけんです!!
プロスポーツ選手からミュージシャン、一般の方のボディメイクやパフォーマンス向上、ダイエットなどを中心にトレーナー活動を行っておりますが、
その中でもニーズが高いのが、
低糖質ダイエット
こちらのお食事方法でダイエットをしたいという方が非常に多いです!
確かに、リスクも高いけど短期間で成果が出せるというハイリターンが魅力なんだよね!
そんなこんなで今まで数々のクライアントさんに低糖質食事法の指導をしてきて、
数々のお食事メニューを見てきました。
おかげさまで、結構長年やっていると、お写真を見て「これはいける」とか「これはあかん」とか大概判るようになりました(笑)
ですので、今回は、
りゅうけんの経験から見た、
「低糖質ダイエットの失敗の原因Ⅲ」をお伝え致します!!
※ちなみに、以前にも低糖質ダイエットの失敗の原因を2例紹介しています。
もし今、進捗が思わしくない方がいらっしゃいましたら一度チェックしてみてください!
その食べ方では痩せません!
今回の低糖質ダイエットでの陥りやすい失敗は、
「お肉料理が多すぎる」
でもさ、糖質を抑える代わりにタンパク質や脂質をしっかり摂れって言われたし・・・
確かに、低糖質ダイエットはその名の通り今までメインに摂っていた糖質を減らし、
その代わりに、脂質をメインにして目標摂取カロリーを摂るというお食事方法なので、
タンパク質も手っ取り早く摂れる「お肉」を中心とした食材が多くなるのはOKなんです。
がぁ、(軽部さん風)
あまりにもお肉のみで構成されると、
血液循環能力が低下し、
脂肪燃焼能力の低下にも繋がってしまうんです!!
肉料理の多すぎと低糖質ダイエットの失敗の関係性
なぜ肉料理が多すぎると、脂肪燃焼能力が低下するのか?
そしてなぜ低糖質ダイエットの失敗に繋がってしまうのか??
結論から申し上げますと、以下のような相関図になります。
肉料理が多くなる
↓
血液がドロドロに
↓
※血液循環能力が低下
↓
脂質の運搬能力が低下
↓
脂質の燃える量の低下
↓
※脂肪燃焼能力の低下
↓
低糖質ダイエットの失敗
では、赤のアンダーラインの項目を中心に詳しくご案内していきますね!
肉料理の多すぎと血液循環能力
まずは、肉料理が多すぎるとなぜ血液循環能力が低下するのか。
その答えは脂質(あぶら)の融解温度にあります。
肉の脂質(あぶら)は魚や植物の脂質(あぶら)よりも、
融解温度が高く、体温以上の温度でないと溶けにくいんです。
なので肉料理が多すぎると、血液内に肉の脂質(あぶら)が溜まり血液の粘度が高くなります。
その結果、血液循環能力が低下してしまいます。
わかりやすく言いうと、肉料理が多すぎると血液がドロドロになりやすいと言う事です。
サラサラよりもドロドロの方が血液循環能力が低下しているなというイメージはしやすいと思います。
なるほどねぇ。じゃぁ魚は血液ドロドロになり難いの?
うん、魚は冷たい水の中で生活しているので、仮に融解温度が高いと自身の脂質が固まり死んでしまいますよね。
なので魚の脂質の融解温度は低くできていて、人間の体温でも溶けるので無駄に蓄積されにくいんです。
あぁ、よく人の体温で溶ける=口の中で溶けるから、魚は「生」で食べるのにも適しているとかも聞きますねー!
血液の粘度が高くなると!
ダイエットが上手くいかないだけでなく、動脈硬化や高コレステロールなどのリスクも心配!!
お歳を重ねるごとにお肉の量はしっかりコントロールして摂りましょう!
肉料理の多すぎと脂肪燃焼能力
体脂肪を無くす(体脂肪がエネルギーに変わる)工程は、
分解→運搬→取り込み→燃焼
の4段階を経なければなりません。
※脂肪燃焼の工程の詳しい記事はこちらで把握!
そうです、体脂肪は細かく分解されて血液に乗って運搬されるんです。
なので、肉料理が多すぎて血液循環能力が低下すると、
脂肪の運搬能力も低下し、脂肪燃焼能力の低下に繋がってしまいます。
血液の運搬能力が低下すると脂肪の運搬にもこんなデメリットが、、、
①燃えるところ(筋肉)にたどり着く脂肪の量が少なくなる。
結果、燃える量も少なくなる。
②燃えるところ(筋肉)までたどり着けない。
結果、燃えない。
③たどり着けないと、また元の脂肪に戻ってしまう。
結果、その運動の意味を成さなくなる。
凄くがんばって運動をしても、体脂肪はあまり運ばれて来ないので結局使われていなかった・・・
なんて事にもなりかねません!
まとめ
カロリーもPFCバランスも大丈夫。
低糖も運動もしっかりとできている。
けど、体重が減らない、もしくは体脂肪率が減らない!!
もしかしたらお肉料理が多くなっていないですか??
改善策として魚を使いましょう!!!
特に、EPAを多く含む青魚を取り入れると効果的です!
りゅうけんのおススメ食材はこちらっ!
オススメのタイミングは、朝と夜。
なので、
朝:魚
昼:肉
夜:魚
みたいな構成ができるとBESTです。
ラットでの研究ですが、
朝に魚を取った方が痩せたという実験結果もあります!!
また、極端に肉を摂らなくして、魚のみを使った方がいいのかと言うとそれも良くありません。
お肉には、「闘争本能を引き出し気持ちをポジティブにする効果」もあります!!
ボディメイクに対する「やる気」を高めるためにもお肉料理はとても重要です!!
何事もバランスが大事です!
なんか最近、低糖質ダイエットが上手くいってない・・・
そんな方は、メニューを一度振り返ってみてください。