こんにちは。
プロトレーナーりゅうけんです!!
「糖質制限」も世間に認知されてきた今日この頃、
ふっとした疑問。
炭水化物、糖質、糖類・・・・
糖質って、なんか呼び方がいっぱいあるけど・・・
結局、同じなの?
なにか違うの??
そうですね、凄くわかりにくいですよね、、、
なので、今回はそんなわかりにくい糖質をわかりやすくまとめちゃいました!!
ぜひ、糖質が含まれている商品を選ぶ際の参考にしてみてください!
総称すると、炭水化物
炭水化物=(糖質+糖類)+食物繊維
※糖質、糖類、食物繊維を総称して、炭水化物と呼びます。
例えるなら、「空気」かなぁ。
なるほど、窒素、酸素、二酸化炭素などの総称が「空気」だもんね!
そう、炭水化物は基本的には糖質と食物繊維の2種類で表すのが有名なんだけど、
正確に言うと、更に糖質が糖類と糖質の2種類に分かれるので
炭水化物は糖質、糖類、食物繊維の3種類で表すんだよ!
詳しくは、下の表を参考にみてね!!
へぇー。
ちなみに、糖類のところの単糖類と二糖類ってどういう意味?
あぁ、それはね、「糖の分子の数」の事だよ!
簡単にまとめるとこんな感じ↓
・1個→単糖類
・2個→二糖類
※ここまでを別名「糖類」
・3個以上→多糖類
※これらを別名「糖質」
あぁ、そうか!
なんかタンパク質の時の、アミノ酸とかペプチドとかの違いって、、、に似てますねー!!
うん、そうだね!!
良く思い出したねー!
「は?何の事??」と言う方は、こちらのタンパク質をきちんと摂るの巻をぜひチェックしてみてください。
それぞれの特徴と活用タイミング
ご想像の通り、
糖の分子の数が少ない程、消化吸収が早くエネルギーになりやすいです。
しかしその反面、血糖値が急上昇しやすく脂肪にもなりやすいです。
世間的には、この吸収が早い「糖類」は太りやすい!!
と避けられがちですが、、、
やたらと意味なく避けるのは実はナンセンスです!!
糖類、糖質、食物繊維それぞれの特徴を知ると、
ベストなタイミングでベストな炭水化物を選択でき、
ボディメイクが加速したり成功に近づいたりします!!
避けられがちな「糖類」にもいい利用方法があるんですよ♪
と言う事で、1つずつ特徴をおさえていきましょう!
糖類
特徴
★消化吸収が早く、エネルギーになりやすい。
効果的な利用タイミング
- 朝食(起床後)
- トレーニング前
- トレーニング直後
- もうひと頑張りしたい時
これからエネルギーを使うぞっ!という時や、エネルギーを使い切り早くエネルギーが欲しい時、
この分子の数が少ない「糖類」を利用するのがBESTです。
体もエネルギーを作ったり、無くなったエネルギーの補給を優先するので脂肪になり難いです。
筋肉をつけたい!!
という方にもプロテインと一緒にこの吸収に早い「糖類」を摂るとタンパク質の利用効率も高まりオススメだよ!
■こんな利用はNG!
- 一度にたくさん摂り過ぎる(1回あたりの目安は自体重分を)
- ちょこちょこ摂り過ぎる
- 脂質が多い食材と摂る
- 夜に摂る
これらは、やはり体脂肪になるリスクが上がります!
糖質
特徴
★比較的、消化吸収に時間がかかる
消化吸収に時間がかかるという事は、「腹持ちがいい」とも言えます!
昼食や間食のタイミングで取り入れると、空腹を和らげ余計な間食を減らせる効果もあります!!
■効果的な利用タイミング
- お昼
- 間食
- 競技時間が長いスポーツの前
基本的に、体脂肪をつけたくない方や、
血糖値が気になる方は、こちらのゆっくりと消化吸収する「糖質」を選びます。
また、マラソンやスポーツの試合の3~4時間前に摂るとちょうど競技中にエネルギーに変わるのでイイパフォーマンスができるよ!!
食物繊維
特徴
★消化吸収されない。
消化されずに直接、腸に届き腸内環境を整える働きをします!
また、血糖値の急上昇を抑制し消化吸収を遅らせる働きもします。
よく、「野菜先食べると太り難いよ!」って言うのはこの食物繊維の働きを利用したものです!!
なので、
吸収の速い「糖類」を敢えて利用する時以外は
基本的に食物繊維が多く含まれている方が太り難いです!!
ダイエットをされている方は常に、食物繊維が多く含まれている炭水化物を選んでみてください!
※食物繊維について、詳しくはこちらで!
手抜きでは無く「手間抜き」です!
nosh
まとめ
炭水化物・糖類・糖質・食物繊維、呼び方はいろいろあるけれど・・・
炭水化物は、糖類・糖質・食物繊維の総称です!!
炭水化物=(糖類+糖質)+食物繊維
お買い物の際に、外袋の成分表を見て、
単純に炭水化物量や糖質が何gなのかで選んでもOKなのですが、
よりこだわって、厳選される方は消化吸収スピードに注目してみてください。
糖類と糖質、どちらが優位に入っているか?
食物繊維は炭水化物中、どれくらい入っているか?
細かくチェックしたいですね!!
同じカロリーでも、エネルギーに変わるのか、それとも脂肪になるのか
確率が断然変わってきます!!