最近、以前よりも疲れやすくなった気がする…そんなふうに感じていませんか?
年齢や運動不足、睡眠の質など、原因はいろいろと思い当たるかもしれませんが、意外と見落とされがちなのが「姿勢の崩れ」です。
反り腰や猫背といった体のクセは、自分では気づきにくいもの。けれど、それらが原因で体に余計な負担がかかり、知らず知らずのうちに疲労をためこんでしまうケースもあります。
この記事では、疲れやすさと姿勢の関係に注目しながら、自宅で簡単にできるセルフチェックの方法や、改善のヒントをわかりやすくご紹介します。
疲れやすいのは「姿勢の崩れ」が原因かも?日常のクセを見直そう

「しっかり寝たはずなのに、朝からだるい」「座っているだけで腰がつらい」──そんな日常的な疲れやすさの原因、実は“姿勢の乱れ”かもしれません。
姿勢は体の土台であり、ほんの少しの傾きやクセが、筋肉や関節に余計な負担をかけ、慢性的な疲労へとつながっていきます。反り腰や猫背などは、日々の生活のなかで少しずつ染みついていくもの。
りゅうけんまずは自分の姿勢を見直し、疲れにくい体づくりの第一歩を踏み出してみましょう。
反り腰・猫背は気づかないうちに疲労をためこむ
姿勢の乱れは、体に負担をかける“隠れた原因”です。
たとえば反り腰になると、腰の筋肉が常に緊張した状態になり、立っているだけでも疲れやすくなります。一方で猫背になると、肩や背中の筋肉が引っ張られ、肩こりや首のこわばりにつながります。
こうした姿勢のクセは、自分ではなかなか気づきにくく、慢性的な疲れの原因になっていても「体質だから」と見過ごされがちです。
毎日を元気に過ごすためには、まず自分の姿勢を“正しく知る”ことが欠かせません。
関連記事:デスクワークで崩れた姿勢を改善!座ったままOKの簡単ストレッチ7選
日常生活の小さな“クセ”が身体のゆがみをつくる
姿勢は、日常の中の何気ない動作や習慣によって形づくられます。
たとえば「いつも同じ肩にバッグをかける」「片足に重心をかけて立つ」「ソファで横座りする」など、一見何でもないクセが、骨盤や背骨のゆがみを生む原因になります。
こうしたクセが積み重なることで、肩や腰にかかる負担が左右で偏り、体のバランスが崩れていきます。
だからこそ、トレーニングやストレッチだけでなく、“何気ない日常動作”の見直しも、疲れにくい身体づくりには欠かせない視点です。
関連記事:猫背改善が見た目と体調を変える!肩こり・頭痛・やる気低下を防ぐには?
その姿勢、大丈夫?疲れやすい人のセルフチェック方法
「疲れやすい」と感じる方こそ、一度ご自身の姿勢をチェックしてみましょう。立ち方や座り方など、日常の姿勢にはその人ならではのクセが現れます。
特に、無意識にとっている姿勢には、体のゆがみや負担のヒントが隠れています。
耳たぶ〜くるぶしが一直線?立ち姿を写真でチェック

まずは正面と側面から立ち姿を写真に撮ってみましょう。なかでも側面の写真では、以下の5点が一直線上に並んでいるかをチェックします。
- 耳たぶ
- 肩(肩峰)
- 大転子(お尻の横)
- 膝
- くるぶし
これらが一直線にならず前後にずれていると、体の重心が偏り、無意識のうちに疲労がたまりやすくなります。
撮影は、壁を背にして自然に立ち、誰かに撮ってもらうか、セルフタイマーでOK。
AI判定を活用すれば、姿勢の変化が「見える化」できる
最近は、姿勢写真をAIで解析し、猫背や反り腰、肩の高さの左右差などを自動で判定してくれるアプリやサービスが増えています。
数値やコメントで評価されるため、自分では気づきにくい体のゆがみを客観的に把握できるのが大きなメリットです。
月に1回、同じ条件で写真を撮り続けることで、姿勢のビフォーアフターが明確になり、「どこが改善しているのか」「まだ課題はどこか」が分かりやすくなります。
判定時に「厳しめに評価してほしい」と入力すると、細かな変化まで言語化してくれるケースもあり、セルフチェックの精度がさらに高まります。
背景にマス目や定規を映し込んで撮影すれば、肩や骨盤の高さ、重心のズレも視覚的に確認しやすくなります。
日付や撮影条件をそろえて定期的に記録を残すことで、改善のモチベーションにもつながります。
姿勢チェックで“何をどう見ればいいのか”を知ろう

写真や動画を撮ってみたものの、「何を基準に見ればいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
セルフチェックでは、“どの部位を比較し、どう判断するか”がポイントになります。
とくに姿勢の乱れは、左右差や重心の偏りなど、細かなポイントに現れやすく、見逃されがちです。
りゅうけん「左右で肩の高さが違う」と感じたとき、どちらの肩が上がっているのか、あるいは下がっているのかを見極めるのは意外と難しいものです。
たとえば右肩が高く見える場合、右肩が上がっているケースと、左肩が下がっているケースの2通りが考えられます。
この違いを判断するには、左右の鎖骨や肩甲骨の高さ・角度を比較するのが有効です。
また、写真を撮るときは顔や足の向きが正面に向いているかも要確認。わずかなズレで見え方が変わるため、複数枚撮って角度の違いも見比べてみると、より正確な判断ができます。
静止姿勢と動作姿勢は一致しないことがある
姿勢チェックというと、「立ったときの姿勢」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実は静止しているときと動いているときでは、体の使い方やバランスが大きく異なることがあります。
たとえば、まっすぐ立っているときには姿勢が良さそうに見えても、歩き出した瞬間に骨盤が傾いたり、肩が大きく揺れてしまったりすることもあります。これは、静止姿勢と動作姿勢が一致していないサインです。
動いているときには、無意識に使いやすい筋肉や関節を頼りがちになり、姿勢のクセがより顕著に表れます。特に筋力のアンバランスや柔軟性の低下があると、動作中に体がねじれたり、特定の部位に負担が集中したりしやすくなります。
「立っているときはきれいなのに、なぜか疲れやすい」「運動中だけ姿勢が崩れる」と感じる人は、こうした“動作時のゆがみ”を見落としている可能性があります。
りゅうけん姿勢を本質的に整えるには、静止姿勢だけでなく、動いているときの体の使い方にも目を向けることが大切です。
見慣れているからこそ、姿勢のクセに気づけない

姿勢を改善しようと努力していても、「どこを直せばいいのか分からない」「やっているのに変化がない」と感じることはありませんか?
実は、自分の姿勢は見慣れてしまっているぶん、細かなクセやゆがみに気づきにくいものです。
たとえば、写真や動画を使ったセルフチェックをしても、「なんとなく違和感はあるけど、何が正しいのか分からない」と感じて手が止まってしまうことも。骨盤や背骨、肩の位置などは、見た目では判断が難しく、自己流のストレッチや筋トレがかえって逆効果になることもあります。
また、姿勢の崩れはテレビの位置や鞄の持ち方、椅子への座り方など、日常のちょっとした動作や習慣が原因になっていることも多く、自分ではなかなか気づけません。
もし、セルフチェックを続けても改善の実感が得られない場合は、パーソナルトレーニングや整体など、プロの視点を取り入れてみるのも一つの方法です。
自分では気づけなかったクセの根本を見極めてもらうことで、改善のヒントが見つかるかもしれません。
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まとめ
日常の姿勢でついたクセは、自分では気づきにくく、知らず知らずのうちに体に負担をかけています。立ち姿や歩き方を写真や動画でチェックするだけでも、思いがけない発見につながるかもしれません。
また、日々の生活習慣や体の使い方が、姿勢のゆがみの原因になっているケースも少なくありません。
セルフチェックを習慣にしながら、必要に応じてプロのアドバイスを取り入れることで、より的確に自分の体と向き合うことができます。
姿勢を見直すことは、ただの見た目の改善だけでなく、疲れにくく、快適に動ける体づくりにもつながります。
今日からできる小さな習慣を積み重ねて、健やかな毎日を手に入れていきましょう。


